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2013-05-18

レイハンル市 爆弾事件の続報

アンタクヤ県レイハンル市の
爆弾事件から

約1週間が
経過し

トルコの警察は
続々と、捜査結果を
発表しておりやす。

計画の実行犯は
トルコ人も、シリア人も
いること。

今までに15人近い
容疑者が
警察に連行されたこと。

ただし、
主犯格の3人は

事件後、早々に
シリアへ逃げ込んで
行方がわからないこと。

隠れ家に使われていた
場所からは

シリア・リラが
大量に見つかった事。

最初の目標は
アンカラだったらしい、という事。

犯行に使用された
ミニバスは

トルコ国内で
買われたものだが

積み込まれた
1トン近くの
プラスチック爆弾は

民間では
手に入らない

国の軍隊などで
使用される
特別なタイプのモノで

海路を使って
トルコ国内に
運ばれてきたであろう、事。

どれを取っても
シリア政府が

後ろ盾である、という事を
示唆しているわけどすが。

シリア政府は
相変わらず

わしゃ、知らん。
必要なら、合同捜査をして

犯人捕獲に協力する、と
申しでとります。

やっぱ。
ここまで
厚顔無恥にウソをついて

しゃーしゃーと
しておれなければ

独裁者には
なれない、って事なのね。

ところで。
今回の爆発事件の

もう一方の被害者は
残念ながら

命からがら
シリアからにげてきた
避難民達…。

以下
5月14日付けの
ヒューリエット紙

アフメット・ハーカン氏の
記事です。

「Mülteciye düşmanlık insanlığa düşmanlıktır」

爆発事件が起こってから、
すぐに、レイハンル市へ入った

ヒューリエット紙の
セバーティ・カラクルト記者の
報道によれば。

※興奮した市民達は、難民の自動車を破壊し、難民の家に投石した。

F14133458.jpg
※怒った群衆の行動を見た難民達は、荷物をまとめて、レイハンル市から逃れ
 シリアへ帰国することを希望した。

F14134630.jpg
※ジルベギョズ国境検問所へ来た難民達は、検問所が閉鎖されているため
 シリアへ行けなかった。

F14133010.jpg
※女性や子供も含めた、難民家族達は、雨風をしのぐために
 検問所付近に停車している、トラックなどの下に入って、
 検問所が開くのを、待っている。

F14132746.jpg
少し前に、家族の半分を、アサドの打ち込んだ爆弾で
失った、ある難民は、「死ぬのがわかっていても、シリアへ帰りたい」
と語った。

誰が、何と言おうと。
「死」から逃れてきて
我々の国にかくまった、
この人達を

「死ぬのがわかっていても、シリアへ帰りたい」
と言わしめる行動と

人間の良心の間には
何も、似通ったトコロはない。

興奮しても、ひどい目にあっても
激高しても

人間としての「良心」を
失うべきでは、ない。

それを失ったら
激高して、難民を襲ったヤカラと
何も変わらなく、なってしまうから。

原文はこちらから
→→→→→http://hurarsiv.hurriyet.com.tr/goster/ShowNew.aspx?id=23276234
(ヒューリエット紙より ただしトルコ語)

現在までに
150人以上のシリア人が

シリアへ帰国した、と
発表しています。

来ても地獄。
帰っても地獄。

どうせ死ぬなら
自分の国で、という事なんでしょうか…。


(ヒューリエット紙より)

「シリア内戦の激化とともに、トルコへ非難して、レイハンル市で家を借りていた、シリア人達も、爆弾事件後の
激高した民衆を恐れて、シリアへと、引き返し始めた。シリア人家族は、夜明けとともに、調達したトラックに
荷物を積み込んで、自分達も同じトラックに乗り込んで、レイハンル市を離れている。
何ヶ月か、とはいえ、隣人として住んでいた周囲の住民達と、涙を流しながら、別れを惜しむシリア人達が、荷物とともに、たくさんのパンを積み込んでいたのも、目を引いた。
死を逃れて、やってきたトルコでも、残念ながら、とけこめなかった、と語るシリア人達は、
「戦争を逃れて、トルコにやってきた。しかし、この爆弾事件で、思い知った。どこに行っても、「死」から
逃れる事はできない。どうせ死ぬのなら、せめて自分の国で死にたい。トルコは、我々を助けてくれた。
エルドアン首相と、トルコ国民に、お礼を言いたい」

シリア難民が
夜明けとともに

ばたばたと
レンハンル市から

荷物をまとめて
出て行く様子。

F14133724.jpg
行き場のない
絶望感を背負って

シリアに戻る
難民達。

この子供達には
どんな未来が待っているんだろう…。






本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。

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私も先週このニュース見て、色々と思っていました。

ひつじ飼いさんのようにうまくは書けませんが
やりばのない、怒りと悲しみと、失望感と。

どの時代でも、常に争いが絶えないのは仕方がない事なのでしょうかね・・・・
仕方がない事だけでは済ませたくは勿論ないですが・・・

トルコ語だとイマイチ理解出来ないので、こうやって教えて貰えて嬉しいです。内容としては嬉しくないですけど…何て言ったら良いか分からないですけど…トルコの人にしてみれば、巻き添え食った感があり、こういった行動に出るのも分からなくもないんですけど、でも大元は難民のせいではない訳で。何の問題解決にもなってないですよね…

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turkceさん。

日本でも。
関東大震災時に、中国人でしたか?
韓国人でしたか?が
暴動を起こすとか、起こしたとかいう
風説が出て、興奮した日本人達が、彼らを襲った、という
事件があったじゃないですか。
風説、というのは、コワイものですが、今回も、どんな噂がたったかは
知りませんが、避難民のせいで、自分達が被害にあった、と
一部の群集が、暴徒化したらしいです…。
残念な事に、人間の本性というのは、とてつもなく残酷な一面を
持っているのですね。

mynaさん。

これぞ、人間の本性、とはいえ、難民達を、
逃げ場のない「死」の板ばさみへと
追い込むわけですから、本当に残酷です。
戦争は、たくさんの悲劇を生み出しますよね…。
今回のエルドアン首相の訪米で、シリア問題の
何らかの前進が見られると、よいのですが…。

エレナさん。

すいません!
ちょっと、ここのトコロ、忙しくしていて
ブログの更新も、滞ったりしている始末w
ごめんなさい!必ずや、ご連絡しますので、もうちょっと
お待ちを~…。
ところで、オウチの件、おめでとうございます!!

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